こんにちは。

田園調布の武当式｜WIMA太極拳です。

きょうは、素敵なお知らせです。

WIMAの新しいスクールカードが完成しました〜！

ぱちぱちぱちぱち！

さあ、どんな姿になったのでしょうか？！

たたーっん！

おおおおおおおおおおおお。

↑自画自賛（笑）

良く出来ているでしょう？

陰陽図（タオマーク）が、めっちゃ進化してますしっ！！

良く見てください。

「陰の中に陽があり、陽の中に陰がある」という構図の陰陽図。

通常は、こういった感じですが↓

デザインで使用されているものには、さらに内部が緻密に描き込まれた図案が。↓

陰陽五行の考え方では、世の中のすべては陰と陽のバランスで構成されているとされています。

例えば、

太陽は陽、月は陰。

昼は陽、夜は陰。

土は陽、水は陰。

男は陽、女は陰。

物質は陽、精神は陰。

動は陽、静は陰。

乾燥は陽、湿潤は陰。

動物は陽、植物は陰。

上昇は陽、下降は陰。

外は陽、内は陰。

つづく・・・

このように、世の中に存在するすべてのものや現象は陽の性質と陰の性質を帯びて、お互いに影響を与えながら存在をし続ける。

ざっくり言うと、そういうことなのです。

より詳しくは、こちらを覗いてみてくださいね。

陰陽ってなに？

そんな深く広い哲学を端的に表現しているのが、陰陽図なんです。

考えられていますね、さすがは東洋哲学です。

そして、その東洋哲学を背景に成立しているのが、わたし達がやっている太極拳であり、しかも、ものすごく自慢だけど（遠慮なし！笑）、うちの太極拳は「東洋一美しい」のです！

そんな熱い想いを込めて、このデザインが生まれました。

さらに、裏面はこんな素敵なことになっています。

すっきりと、シンプルに、伝えたい情報だけに絞ってあります。

スクール所在地やクラスラインナップ、連絡先などの細かい情報は、QRコードを読み取って頂けたら良い仕組みになっています。

これで、もういちいち「えっと“WIMA太極拳”ね。入力・・（ぽちぽちぽち）・・・・検索（ぽち）・・・・・あ、出た。」という面倒な入力＆検索が不要になります！

めっちゃ楽♪

今までオーソドックスな三つ折りパンフレットを用意していたのですが、在庫が尽きてきたのをきっかけに、思い切って「カード形式」、しかも「QRコード読み取り」形式にしました。

これで、デザイン性がぐっと上がりますし、伝えたいビジュアル情報に集中できます。

ビジュアル情報と言えば、裏面に登場している木にも深い意味があるんです。

それがこれ。

これはわたし達が「武当山の木」と呼んでいる、武当山の天柱峰山頂に一本だけ生えている木です。

金殿と呼ばれる、山頂のお社にお参りするために徒歩でがんばって階段を登り続けること２時間。ようやく到着してお参りして、ああ良かった良かったと、ほっこりしたところで、この木が出迎えてくれます。

太極拳をする時に、わたし達はかならず植物や木を意識します。

木のように足元に立派な根を生やし、しっかりと地に足をつけ、さらに上半身は枝葉のように軽やかに。つまり、人間的な意図やエゴを一切排除して、気と心を落ち着けて動く。

それが武当式太極拳の基本哲学であり、それ故に「東洋一美しい」太極拳になるのです。

木を始めとする自然を、わたし達は師と仰いでいます。そんな哲学を軸にすることで、太極拳をしている人は森羅万象に溶け込んだ得体でしかなくなり、人とも動物とも植物とも区別がつかなくなる、別次元の何者かになっていきます。

道教をベースにしているだけに、神仙思想そのものを体現した太極拳なのです。

そういう想いもあったからこそ、どうしても「木」のモチーフもデザインに入れておきたかったんです。

実はWIMAの上級生はいつも多摩川で稽古をしているのですが、そこにも象徴的な一本の木が生えているんですよ。

なので、デザインに登場している木は、わたし達をいつも見守っていくれている多摩川の木、ということにしましょう（笑）

お店などでこのカードを見かけたら、うちのささやかな哲学に想いを馳せてやってくださいね。

それでは、またお稽古にてお会いしましょう。

道法自然