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太極拳が上達するコツは、人生がうまくいくコツと被る話

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こんにちは。

東洋一美しい太極拳をやっている、田園調布の武当式|WIMA太極拳です。

 

太極拳をやっている時、「どうやったら、うまくいくかな〜」といつも頭の中でぐるぐるしながら練習しています。

 

たまに「!!!」と、イメージと体の動きが神業的に一致して「これだ」と感動する瞬間が訪れますが、問題は再現性に乏しいこと(汗)

 

いつでもどこでも「これだ」という感覚があるように動くには、ひたすら修業をするしかないようです。

 

まあ、王道ですね(笑)

 

今日は、そんな悩める全世界の太極拳家のみなさまにも、流派を越えてきっと共感して頂ける、太極拳上達のコツをまとめてみたいと思います。

 

 

太極拳が上達する“3つ”のコツ

 

ということでさっそく挙げてみました。

 

どーん!

 

 

 

 

まるで禅問答の世界ですな。

 

 

〈その一〉上達しようと思わない

 

 

 

 

太極拳を上達しよう!と固い決意でもって練習を始めると、マインドは張りきって、全身も緊張で力むので、かえって動きが硬く重たくなってしまいます。

 

そうすると、本人もすぐに疲れてしまうし、見ている方も疲れます。

 

実はよい太極拳の条件のひとつに、「やっているひとも、見ているひとも、いっしょにリラックスしていく」というのがありますが、上達欲が少しでも顔を出してしまうと、そのマジックが失われてしまう、とても繊細な部分なのです。

 

人間は考えていることや感じていることが、必ず電気信号として全身に伝わります。

 

だから「うまくやるぞ!」と張りきると、それが瞬時に呼吸や筋肉、血管の収縮に影響を与えて、動きから自然さや伸びやかさが消えてしまいます。

 

だから、「上達しようと思わない」ことが大事になってくるんですね。

 

うまくなりたい、うまくなりたい、うまくなりたい、と呪文のように唱えている間は全然うまくならなくて、そんな事を忘れた頃に、上達はふら〜・・・とやってくるもんです。

 

 

〈その二〉自分のロジックにない事を受け入れる

 

 

 

 

これはうちの師範が先日も言っていた「名言」です。

 

基礎からコツコツと積み上げて練習する方が性に合っている、という生徒さんが「まずは型を覚えるよりも、基本の動きだけをやりたいんです」とリクエストしてきてくれた時があったんです。

 

それに対して、理恵先生が「うん、そうですよねえ。でもね、太極拳ってそういうもんじゃないんですよ〜(*^^*)」とニコニコしながら優しく説明しているのを、横で聞いていた師範が一言「つまりね、自分のロジックにない事を受け入れるのが、上達のコツなんですよ。」と。

 

それを聞いて深いなと。

 

勉強なんかではそうだと思うのですが、何かを学習する時は「まずはこうして、次にこうして、そのあとはこうする」という、学習のロードマップみたいなものをイメージすると思います。

 

でも、太極拳の場合はそういう一見ロジカルに見えるステップが、全くと言っていいほど、通用しないんですよ。

 

もうダメだ・・・と絶望的になりながらも、師匠から「やれ」と言われたから愚直にやっていたら、知らないうちに上手になっていて「ええええ?えええええええ?!?!」となるなんて逸話は、芸事をやっている人ならひとつやふたつくらい持っていると思います。

 

それです。

 

自分で「こうだ」と思っていた上達のステップなんてものは、ただの思い込みだったり、限られた視野や感性で思いついたものでしかないわけですね。

 

 

列子『御風図』(雪村筆)

 

 

けど、師匠はあなたの可能性を見透かして、どこかに向けて導こうとしてくれている。

 

その「どこか」というのは、「今のあなた」ではまだ良くわからない世界なわけですよ。

 

だから、師匠との信頼関係って大事になってくるし、その信頼している師匠の言うことをまずは愚直にやってみる、という手放し行為も必要になってくるよね、という話です。

 

上達の神さまは、どこから降りてくるか、わからないです。

 

 

 

〈その三〉感性を磨く

 

 

 

 

プロの芸術家を目指す人の中には、一流のものをたくさん見て、真似て、盗んで、自分のものにしていく才能が高い人が多いように感じています。

 

太極拳も芸術のひとつと考えると、やはり、一流の師匠の動きをできるだけたくさん見て触れることって、とても大切なことのように思います。

 

さらに、何が一流で何が一流でないかは、目を肥やしていくほどに鍛えられていくものでもありますよね。

 

だからこそ、感性磨きは欠かせない要素のひとつになってきます。

 

 

 

 

“いつか、あの人間離れした動きをやってみたい”という思いをどこかに秘めつつ修業に励むと、やっぱり、練習する楽しみはどんどん膨らみますよね。

 

そのためにも、感性磨きはその一助となると信じて疑わないです。

 

それにしても、この3つのコツ、人生で色々とうまくいかせるためのコツと同じだなあ、なんて。

 

そう思いませんか?

 

 

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この記事を書いた人

木村彩

\こんにちは/ WIMA太極拳の事務局担当です。 「天女のような太極拳」をする先生や、「透明感溢れるオーラを持つ」先生などに囲まれて、色んな年代の生徒さんたちと、ゆるく楽しくお稽古しています。 教室の和気あいあいとした雰囲気を紹介したり、コラムでは《東洋一美しい》と言われる武当式太極拳のお話や、東洋思想や中医学、タオ(道)のお話なども織り交ぜて発信しています。 いつでもお気軽に遊びにきてください。

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