盛夏は何かと楽しい季節！

こんにちは。

東洋一美しい太極拳をやっている、東京・田園調布の太極拳教室｜WIMAです。

スカッとした青空に入道雲がきれいに映える盛夏の頃は、ちょうど夏休み期間でもあり、暑い中でも仕事をがんばりつつ、レジャーにも積極的に出かける楽しい季節。

ただ、日本の夏は高温多湿で、湿度が高いと、汗の蒸発がうまくできずに、体内に熱がこもってしまいます。

そして水分の蒸発が妨げられると、余計な水分が体内に残ります。

さらに、暑い外気温とエアコンが効いたキンキンの室内温度との寒暖差の影響で、自律神経が参ってしまいます。

体内の余計な水分が排出されず、そこに自律神経が参った状態が重なると、だるかったり、疲労感が強く出るようになります。

これが夏バテのしくみです。

このような仕組みを理解したうえで、今回は、簡単に夏バテを解消できる方法をご紹介したいと思います。

水分の巡りを良くする

ずばり、まずは身体の中の水分の巡りをよくすることからはじめてみましょう。

東洋医学の視点では、身体の中に「気」「血」「水」の3つの要素が存在し、それらがバランスよく巡る状態を健康的な体調と呼びます

さて、この３つの物質のうちの「水」の巡りが悪くなることによって：

〇全身がダルイ

〇やる気がない

〇食欲がない

といった症状になって現れるのが、夏バテです。

だから「水」の巡りをよくすることが夏バテを解消したり、防止することにつながります。

水分を追い出す食べ物

体内に滞る余計な水分を追い出すには、旬の食べ物であるきゅうり、トマト、ゴーヤ、なす、トウモロコシなどを積極的に食べましょう。

これらの食べ物は身体の水はけを良くして、体内に籠った熱を取ってくれます。

緑豆、黒豆、小豆などの豆類もおススメです。

新しい水分を補給するコツ

身体から不要な水分を追い出したあとは、新しく新鮮な水分を体内に入れる必要があります。

それには、栄養価の高い暖かいスープを飲む事がおススメ！

ただし、辛みなど刺激が強いものは避けた方が胃腸にもやさしいですね。さらに、辛いものは体内の水分を奪いすぎてしまう事もあるので、要注意です。

全身の「水」を揺らして巡らせる

食べ物の力を借りる以外にも、身体そのものをゆったりと動かすことも、水分の入れ替えにとてもおススメです！

自分の体内の水分が、沼みたいに「動かない水たまり」の状態を想像してみると分かりやすいですね。

「動かない水たまり」を「流れるプール」みたいにゆったりぐるぐる巡らせることが大事で、そのためには身体そのものを動かす事なんです。

そうすると体内の余計な熱も取れて、エネルギーも巡っていきます。

ただ、炎天下で激しい運動は心身にかなりの負担をかけるので、太極拳などのようなゆったりとした動きが非常におススメです。

ぜひお試しください。