こんにちは。

東洋一美しい太極拳をやっている、東京・田園調布のWIMA太極拳です。

「最近、めっきり体力が落ちて」

「最近、めっきり体力が落ちて」という話題をしている方、いらっしゃいますか？

生きていれば年を重ねていきますので、いつまでも10代や20代の頃のような体力お化けではいられないと思いますが、それにしても、やっぱり体力ががくんと落ちて嬉しい訳はないですよね。

だけど、それを「年だから」と仕方ないふうに片付けるのも、何だか誤った結論みたいで、違和感があるんですよ。

「一見そう見えるけど、ほんとはそうじゃなーい！」と心の声が叫んでいるというか。

だって、いくつになっても元気な人ってたくさんいるじゃないですか。

その人達がずっと元気で、一方で、がくっと体力が落ちた人がいるって、どういう事？って思いませんか？

いつまでも体力がある人と、そうでない人の決定的な違い

私はむしろ、体力ががくって落ちてしまった人は「絶対どこかで損をしながら、年を取っている」んじゃないかと思っています。つまり、年の取り方でボタンのかけ違いが出た、みたいな感じです。

ボタンのかけ違いの中身は人それぞれで、そもそも筋力がなさすぎるとか、栄養の摂り方が合っていないとか、身体の使い方がアンバランスとか、極度のストレスに晒され過ぎているとか、千差万別な背景があります。

でも共通して言えるのは、身体をバランス良く動かしていない、心を落ち着かせた感覚を取り戻せていない、という点。

そこで登場するのが、太極拳です。

太極拳を通じて、身体をゆるくでもこつこつ動かす事、心を落ち着かせる事が、もっとも大事なメンテナンスになりますし、それを気にかけながら年を重ねれば、身体は必ずポジティブに応えてくれて、大きな故障も避けられて、体力も戻るし、再び元気になれると考えています。

というか、実際、なってきています。

うちの太極拳教室の生徒さんの声でも、こんなうれしいお言葉を頂いています：

身体の中心、重心の自覚ができて、トータルで体力がつきました。（60代、男性）

ゆるくでも、ちょっとずつ動かす事で、必ず身体はポジティブに応えてくれるというのは、東洋医学的な考えの基本でもあります。

また、これってお肌のお手入れとも同じ原理ですよね。

毎日コツコツきれいに汚れを除いて、しっかり保湿していけば、5年後、10年後のお肌に大きな違いが出てくるのは、女性なら良く良く知っている事実。

「年だから」はウソ？！

なので体力ががくっと落ちたり、お肌のダメージを「年だから」というのは、一番言わない方がいい、いや、言わなくていい言葉だと思います。

もう「年だから」ワード、禁止ww

あとは「年だから」と言ってしまうと、そこで話が終わってしまって、じゃあどうしようか？っていう対策みたいなものが出にくくなってしまう袋小路みたいな会話になるのも、なんだか嫌なんですよね。

せっかく話をするなら、どこか広がりがあったり、希望が出てきたり、わくわくする話に繋げたいですもん。

誰かと話をするって、思わぬところから広がりやヒントが出るから、結局、楽しいし興味深いですよね。

「めっきり体力が・・」と言った事がない人

と、ここまで書いていて、実を言うと、私は「最近、めっきり体力が落ちて」という言葉を口にしたことはないんです。

それも恐らくずっと太極拳をやってきているからなんじゃないかと思います。

かれこれ20年近くやっていますが、同年代の方よりも身体は柔らかいだろうし、関節や筋肉も細かく動いていると思います。

体幹ができているから、姿勢にも出ますし、普段の意識やメンタルとかにも相当な影響を与えているんじゃないかと思います。

“思います”としか言えないのは、自分が太極拳を全くやっていなかった時は20代の終わりだったので今と全然比較できなくて、想像でしかお話ができないのですが。

とりあえずアラフィフになっても「最近、めっきり体力が〜」とぼやいた記憶は無いので、巷で言う「あれ？おかしいわね（汗）いつの間にこんなに疲れやすく？！」と愕然とする経験は今の今まで、無いです。

忙しすぎてストレスマックスだったりしたせいで、体力や免疫力がガクッと一時的に落ちる事はありますが、しっかり休んで太極拳をやっていれば、自然とリカバリしています。

「私って頑丈なのかしら？両親に感謝しなくちゃ♪」とも思うこともありますが、持って生まれた性質だけではやはり限度があるので、やっぱり太極拳を普段から緩くやっているのも、絶対に効果を発揮している！と思います。

そんな訳で、いいですよ。

太極拳、やってみませんか？

体力がつくし、体幹がきれいに決まるし、腹筋うっすら割れるし（自慢♪）、姿勢がよくなるし、いつまでも関節柔らかいし、何よりもいつなんどきでも気が鎮まって、肚が据わるんですよ。

肚が据わるって、大人のかっこよさとか粋な感じをを作り出す要素の一つなんじゃないかっていつも思うので、これからも私も大人の風格を醸し出すべく、こつこつ稽古していこうと思います。

先日も、かなり大きな仕事の時に、現場にいた女性から「木村さんを見ていると、落ち着いて安心する」と、本番直前に言って下さって、内心（キター！最上級の褒め言葉〜！）と、喜んでしまいましたwww

太極拳で磨かれよ、大人のかっこよさ！