こんにちは。

東洋一美しい太極拳をやっている、東京・田園調布の太極拳教室｜WIMAです。

「瞑想を習いたい」

初めての方からのお問い合わせで「教室では、瞑想は教えていないのですか？」と、聞かれることが時々あります。

結論から言うと、瞑想そのものは教えていません。

でも、瞑想の本質は教えています。

YesともNoとも取れる、何ともあいまいな答えですね（笑）この答えの意味を、もっと分かりやすく説明しましょう。

瞑想のやり方は、なんでもあり？！

WIMAでは「これが瞑想です」「こういうのが、瞑想のやり方です」という切り口では瞑想を教えていません。

でも瞑想の本質は、様々なお稽古を通して、くり返し教えています。

なぜなら、太極拳や気功は、昔から動く瞑想と言われてきているからです。

そもそも瞑想と言えば、多くの方のイメージの中では「じっと座って行うもの」というのが定番です。

でも実践者からすると、瞑想は座ってでも、立ってでも、歩いてでも、食べながらでも、どんな形式でも行えるものというものなんです。

瞑想状態に入れれば形は何でもいいよ、というところがあります。

瞑想状態とは

では、瞑想状態とは、一体どんなものでしょうか？

わたしなりの感性と語彙で解説してみると・・・

試しにAI（COPILOT) にも聞いてみると、こんな風に答えてくれました：

まあ、AIらしい、優等生な回答が来ました。

わたしが言った「いま、ここ」に集中している感覚や、AIが言う「心を静めて無心になる」感覚は、みんなが知る（座禅のような）じっと座る瞑想の形を取らなくても、わりと簡単に得られるのが太極拳や気功なのです。

やってみた人はすぐにその凄さが実感できるのですが、意外と知られていない事実です。

太極拳＝瞑想？

では、なぜ太極拳や気功で簡単に瞑想状態になれるのかというと、ゆっくりな動きがあるからなのです。

ゆっくりな動きに意識を向けると、自分の呼吸や緊張状態、姿勢、足元の状態などに細かく意識を向けざるをえません。

それもごく自然に意識が向いていくので、難しくありません。

みんなが自然に、ゆったりと動きやすいように、先生も声掛けをしたり、いっしょに動いてこちらが真似をしやすいように誘導してくれるので、全身をその場にゆだねるような感覚も得やすくなります。

それらをほんの５分間やってみただけでも、相当深い集中力を発揮して、気がついたら、無心になっているのです。

無心になる時間が数分でもあると、心と体はすっきりします。

これが、太極拳や気功をやると簡単に瞑想状態になれる理由です。

瞑想の捉え方を変えてみる

これまでも瞑想を教えてくれる教室に行ってみたけど「今いち、空気が合わかなかった」「ちょっと違う気がした」という方がいらしたら、瞑想へのアプローチを変えてみるのもひとつの手かもしれません。

ぜひ、太極拳や気功をやって瞑想状態に入ってみるというのを、試してみてはいかがでしょうか？

気軽にできますし、とてもおすすめですよ。

ちなみに、WIMAでやっている太極拳や気功は、不老長寿の修行を行う、武当山（中国）の道士から教わった流派です。

ご興味がある方は、ぜひ、一度体験にいらしてみてくださいね。老若男女、初心者さん、どんな方でもいつでもお待ちしております。