鍼ってなに?
目次
鍼とは?
こんにちは。
東洋一美しい太極拳をやっている、東京・田園調布の太極拳教室|WIMAです。
きょうは鍼とツボのお話をします。
鍼灸師は、鍼やお灸を使って全身のツボに刺激を加え治療をします。肩こりやぎっくり腰などの運動器系の疾患のほか、更年期障害や自律神経失調症、うつ病、アレルギーなど、西洋医学では「原因不明の不定愁訴」で括られてしまうような精神、内科系疾患も得意とするところです。
最近では顔のリフトアップやアンチエイジング効果を狙った美容鍼というのも流行っていますね。
鍼をすると何が効くの?
鍼をすると、その刺鍼部位周辺の皮膚がパアーッと赤くなります。これを「フレア現象」と言いいます。刺鍼すると、“軸索反射“と呼ばれる特殊な反射が起こり、鍼の刺激により周囲の血管を拡張させ血流が上がり皮膚が赤くなるのです。血流を上げることでその周囲の新陳代謝をあげ、悪いものを流してやるのです。
鍼をする→血流あがる→肩こりや痛みが取れる。これはイメージしやすいですよね。
でも、鍼は必ずしも痛いところに打つだけ、ではないのです。例えば、喉が痛くて咳がでる。そう言った疾患の方には「尺沢(しゃくたく)」という、肘の前やや外側にあるツボを使います。
これはどうしてでしょう?
ツボの話
その説明の前に、少しツボの説明をさせてください。ツボは正式には経穴(けいけつ)と呼びます。体には十二経脈と呼ばれる12本のラインがあり、その経脈上に経穴は存在します。12本のラインはそれぞれ体の臓腑の名を冠しています。
(※正確には12本以外にもラインはありますが割愛しています)
先ほどの「尺沢」は、「手の太陰肺経」と呼ばれるライン上にあります。セキや喉の痛みには、呼吸を主る「肺」経の経穴を使うのです。
中国四千年の歴史?
どの経脈がどの臓腑に関係するのか、どの経穴がどの症状に効果を出すのか、それは中国4000年の歴史、『黄帝内経』(※1)から始まる太古の時代から積み上げられた研究や臨床データが古典として何度も編纂され、現代まで受け継がれていった・・・・のはそうなんですが、中国の戦乱の歴史の中、焼失したり散り散りになったり、さらには日本や韓国で独自の進歩を遂げたりで、現在、私が教科書で学ぶ経穴は、WHOによって2006年に世界標準としてまとめられたものなんです。
めっちゃ最近の話ですよね!
そんな鍼のお話でした。
※1『黄帝内経』(こうていだいけい、こうていだいきょう、こうていないけい、黄帝内剄)は、現存する中国最古の医学書。ユネスコの世界記録遺産(2011年)にも登録される。
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