こんにちは。

東洋一美しい太極拳をやっている、田園調布の武当式｜WIMA太極拳です。

みなさんはグランウンディングという言葉を聞いたことはありますか？

英語の ground（大地）から派生した言葉の grounding とは、人が大地と直接繋がることで、不調に傾きがちな心身を、健康な状態に戻す・調える画期的な健康法のことです。

他にもアーシング earthing という表現や、日本語で良く使う「地に足をつける」というのもまったく同じ事を指しています。

たいへん理にかなっているうえ、効果が驚くほど高く、誰でも気軽にできる健康回復法・増進法ですので、「なんだか、ずっとわけもなく不調で・・」という方も、ぜひトライしてみてください。

それでは、さっそく、グラウンディングやアーシングについて詳しくみていきましょう。

グラウンディングとは？

グラウンディングとは、ずばり、裸足で地面を歩くことです。

重要なポイントは、裸足であることと、アスファルトではなく、土や芝生、砂、川や海など、自然と直に触れる土台であることが大切です。

人間が自然と繋がる事が大切ですので、例えば、芝生の上に寝転がってもいいですし、あるいは、波打ち際を裸足でひたすら散歩するのも、オススメです。

歩かなくてはいけないということもありませんので、じっと佇むだけでももちろんOKですし、海水浴だってOKです。

あるいは公園や森に行った時に、大きな木に抱きつくのもグラウンディングです。

とにかく、体のどこかが自然と直に触れていることが大切です。

これは、アーシングという言葉もあるように、人間が地球や大地とアースすることが原理のポイントとなります。

グラウンディングのやり方

裸足で歩く（土、砂、芝生の上、波打ち際など）

海水浴やサーフィンをする

大地に寝そべる、佇む

木に触れる・抱きしめる

など

グラウンディングをやる意味

では、グラウンディングをやる意味は何でしょうか？

人間の体内には微弱な電流が常に流れていて、その電気信号があらゆる神経や筋肉などに指令を出すことで、体がうまく機能してくれています。

ところが、電化製品や電磁波に囲まれて、ゴム底の靴を履き、絶縁体だらけの生活をしている現代人の我々の体には相当量の強い磁場や電場が作用している状態です。

生活圏にある電磁波の量は、基本的には人体に影響のない程度とされていますが、“塵も積もれば山となる”で、生活スタイルによっては、体内の電気が放電されずに蓄積され、個人の許容量を越えてしまうこともあり得ます。

それが、いわゆる電磁波過敏症（※）を発症する要因とされています。

そこで、定期的に意図的に体内の電気を放電をすることで、体内の電気の量と質を安定させ健康体を目指す、というのがグラウンディングをする意味なのです。

※電磁波過敏症とは、アメリカのウィリアム・レイ (William Rea) 博士が命名しました。

体内の帯電量が増えるとどうなる？

ここまで読んで「え、体内に帯電してるって、怖くない？でも、不調を感じてないから、私は大丈夫！」と思った方もいらっしゃると思います。

実はわたしもそう思っていました（汗）

が、グラウンディングを定期的にやるようになってから、心身の軽さと調子が全然違うので、やはり何かしら「ぼやっ〜」とした良からぬ影響がずっとそこにあった事を自覚しました。

こういう知らず知らずの不調が一番怖いな、と実感しています。

なぜなら、大きな病気や疾患はその“知らず知らず”の積み重ねから来ますからね。

では帯電量が多いと、人体にどういう症状が出てくるのか調べてみました。

電磁波過敏症の13症状を、参考としてこちらに挙げてみたいと思います：

（あかね台 眼科脳神経外科クリニックHPより）

もし、上記のような症状が原因不明で頻繁に出ることがあれば、電磁波による影響の可能性も考えてみてはいかがでしょうか。

特に、四六時中 wifi が飛び交う空間でスマホやパソコンをいじる生活をしている我々は、要注意ですね。

グラウンディングによる心身へのポジティブな影響

一方で、定期的にグラウンディングをすることで、どのようなポジティブな影響が出てくるのでしょうか？

こちらに様々な例を挙げてみました：

特に困った症状がなくても、定期的にグラウンディングをすることは、体内の電気量を安定させ、大地からのエネルギーを受け取ることになりますので、必ず心身に良い影響を与えます。ぜひみなさんにもオススメしたいです。

ただじっと足裏で土の心地よさを感じたり、水の動きを体に伝えるだけでも、相当リラックス効果があります。

ちなみに「今日は長くグラウンディングしたから、今月はもういいや！」という「溜め込み」ができないので、ぜひ、定期的にやってみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか？

今回、この記事を書くにあたって、グラウンディングやアーシングについて調べていく内に、電気よる便利な生活を享受しているわたし達現代人にとっては、グラウンディングはもう必須な習慣なのではないかと思えるようになりました。

先日「地に足をつける」というトピックで記事を書いたばかりだったのですが、そこからさらに深堀りをしてグラウンディングやアーシングの重要性に行き着いたのは、武術家としては必然の流れだろうなと感じています。

太極拳で地に足がつく感覚がわかる！

最後までお読み頂き、ありがとうございます。