東洋一美しい太極拳をやっている、東京・田園調布の太極拳教室｜WIMAです。

「中国の山奥に籠もって、道士にまじって道教と武術の修行をする」

これを聞いて、どんなイメージが浮かびますか？

映画みたいな感じ？

(c) 『Crouching Tiger, Hidden Dragon』より

正解です（笑）

「またまたあー」と、大半の方は思うかもしれないのですが、中国の山奥には、今だにこういうところとか

こういうところとか

こういうところとかで

道士に混じって

こんな風に、毎日、修行をしています。

↑これはWIMAの師範の背中姿

先生がこのようにお手本を見せてくださったり、

↑御年70歳、Dr.Won（王医師）のすばらしき柔軟性でみせる八段錦

ときには、鋭い眼光で子弟を見守りながら、

修行はつづきます。

修行をしているのは、大人だけでなく、子供もたくさんいます。

ときには、山の中を師匠と散策することや、

ゆっくりとお茶を飲むことも、修行の要素です。

こうした日々をくり返して、やがてWIMAの師範の場合、「武当内家拳国際継承者」として日本で教える許可を頂く日がきました。

そんな背景を経て、東京・田園調布に、WIMA太極拳が小さく誕生したのが2009年。

中国の山奥、武当山（ぶとうさん）での修行の日常は、わたし達にとっては完全に非日常的な世界ですが、そのリアルな修行記がノンフィクションで文庫本として存在します。

2011年に講談社から紙版が発売され、このたび、キンドル版になって再発売されました！

それが、こちらです！！

『太極拳が教えてくれた、人生の宝物-中国・武当山90日間修行の記』

フランソワ・デュボワ著

 

電子版で再発売をしてくださった講談社には、心から感謝です。

試し読みもできますので、よかったらぜひ覗いてみてくださいね。

むちゃくちゃ深くて、ほんとうに面白いですし、修行の意義や意味について考えさせられる秀逸な修行記です。

とても興味深いのは、修行に興味がなくても、面白く読めてしまうところでしょう。

そしてわたし（マネージャー）も不覚にも、師範の原稿（フランス語）を泣きながら翻訳して、泣きながら編集して、泣きながら朱入れした記憶があります（笑）

ちなみに、WIMA太極拳では中国の山奥のような厳しい修行はしませんので、ご安心ください。

大人がゆったり太極拳をたのしんでる隙間を、子どもたちがするーと走り抜けるような明るいレッスン場です。