こんにちは。

田園調布のWIMA太極拳です。

きょうはWIMAと子どもたちのお話をしたいと思います。

うちは太極拳や気功をやる、ちょっとだけ渋めの（笑）習い事スタジオですが、じつは子どももたくさんいます。なぜなら習いにくるお父さん・お母さんたちが、子どもも一緒に連れてきてくれるんです。

大人が多めの習い事の場合、ほかの生徒さんにも遠慮して、特に小さい年齢の子どもはおうちに残していらっしゃることが多いのが世の一般ですが、うちは「どうぞ連れてきてください」と積極的にお声がけしています。

それには3つの明確な理由があって、ひとつには子どもを置いてこなくちゃいけないことが理由でお稽古に通いづらくならないように、ということがあります。せっかく大人が楽しみにしていることを、子どもが理由でなんでも犠牲にするのはなんだかもったいない気がしませんか。それに、いつでも子どもの面倒を見てくれる大人が、おうちにいるとも限らないですしね。

ふたつめの理由は、子どもを連れてきてもらうことで、お父さんやお母さんが真剣になにかに打ち込んでいる姿に子どもたちにも触れてもらうことも、大切な親子の時間だなあと感じているからです。大人が真剣に集中していると、子どもも集中する空気を自然と身につけていきます。

実際、お父さんやお母さんがじっくりゆっくり、穏やかに太極拳をやっていると、子どもたちもぽか〜んとして見入っています（笑）さっきまでぱたぱた走りまわっていた怪獣たちが、大人たちがかもし出す癒やしの空気に感化されておとなしくなるんですね。

これは、なかなか見事ですよ～。大人の空気に敏感な子どもたちは、ほんとうに見ていて飽きないです(笑)

それから、小さな子どもたちを受け入れているもうみっつめのたいせつな理由は、たとえ子ども達が広いスタジオでぱたぱた走り回ったり転げ回ったり、あるいは、脚にまとわりついてきても、大人たちはそれに影響されずに集中力を持続させるのもたいせつなお稽古のひとつと考えているからです。

太極拳や気功は、どんな状況にあっても体とメンタルの軸をしっかり保ち、根を大地に張った、しなやかな大樹のような境地であることが秘訣です。自分の軸が果たしてしっかりしているかどうかは、内外からの刺激があってはじめて「あ・・・ぐらぐらしてる^^;」と気づくものですよね。

そのようなたくさんの訳があって、うちでは0歳児からも大歓迎です。

同じ空間にキッズスペースもありますし、手が空いている先生がシッター役をしてくれる時もあるので、お父さん・お母さんも安心してお稽古に打ち込めます。

大人たちといっしょにお稽古できる年齢になったらいっしょに練習している子どもたちもいますよ。幼稚園の年中さんからはじめた女の子もいまや中学生で、とっても上手なカンフー少女に成長しています(^^)

そんな和やかな週末の過ごし方もまたありですよね。気になる方は、ぜひ、一度遊びにいらしてくださいね。